令和6年甲辰に寄せる「龍の天井絵」をモチーフにした作品奉納

 かつて霊明神社には幕末期に奉納された、渡辺崋山作と伝わる龍の天井絵がございました(近年の調べでは、渡辺崋山ではなく、横山崋山ではないかとする説が有力)。拝所の天井に龍、衝立に虎の二面がありました(衝立の虎は行方不明)

 昭和36年(1961)9月16日、第二室戸台風の直撃により、拝所の屋根も天井絵も吹き飛ばされ、雨ざらしの状態になりました

 社殿・社務所や墓地については、寄付を募るなどして、なんとか修築・修繕することができましたが、残念ながら龍の天井絵はそのままになり、現在の朽ち果てた姿になってしまいました

 

 この龍をいつか復活させることができればと考えていましたが、令和6年甲辰に寄せて、この龍をモチーフにした作品のご奉納を呼びかけさせていただきましたところ、有志の皆さまに龍の作品を4点ご奉納いただきました。ご奉納いただきました皆さまには、あらためて感謝申し上げます

■葛城トオル氏による青龍と白虎の画(令和6年3月30日奉告祭)


■Design Studio nano小野寺朝氏による青龍画

 (令和6年4月14日奉告祭)

 

■酒井久美子氏による青龍と白虎の画

 (令和6年4月28日奉告祭)


■彩色師・彫刻師の森忠氏による龍の画(令和6年10月6日奉告祭)

龍の姿 力強く”復活”(令和6年10月7日京都新聞)
龍の姿 力強く”復活”(令和6年10月7日京都新聞)